葉を振るう
下の写真のシマトネリコは、今から14、5年ぐらい前に苗木を買って来て、自分で庭に穴を掘り植え付けをした樹木です。以来、枝を伸ばし葉を繁らせ大きくなりました。
シマトネリコは常緑樹…と思っていました。と言うのも、今年の春、次の写真のように、シマトネリコが葉を振るわせ、庭中落ち葉でいっぱいになっています。(※「葉を振るう」とは、葉が落ちる時の表現に使われる言葉)
この現象が始まったのは、春先寒さが緩んできた頃からです。落ち葉を掃いても掃いても、次の日、庭は落ち葉でいっぱいになります。嫁さんは、何か病気になったのかな?害虫のせいかな?枯れちゃったのかな?と、心配しています。調べてみたところ、シマトネリコは、冬の寒さとかの影響で一斉に葉を振るわせる事があるように書いてありました。調べた中に「古い葉の大掃除」と言う表現があり、きっとそうなのだろうと思っています。それは、次の写真のように新芽が出始めているからです。
樹木の新陳代謝…そうやって何年も生命を維持していくのでしょう。
そう言えば昨年、このシマトネリコの枝葉の中でこんなささやかなドラマがありました…